2010年4月28日水曜日

長い停滞、、、

しばらく、停滞しています。

天気です。雨ですね〜〜。

春雨ですか?いまは、二十四節気では「穀雨」の時期です。

穀雨とは、文字通り、穀物のために降る雨、、種まきの好日。
2008年から自分の生活に「太陰太陽暦」つまり、和暦を種まきし始めて、
なんとな〜く、二つの時間、つまり現代のカレンダー(グレゴリオ暦)と、旧暦が
同時に進んでいる感じがしはじめている。

なんというか、「時間軸」が二つあるというのは、「時間」がちょっと遠く感じ始める、
薄く感じ始める、ことになるのでしょうか。。。

さて、「春」とは、もともと、ヤマトコトバの「はる」に「春」という漢字を当てはめた。「はる」とは、天気が「晴る」、芽が「張る」、田畑を「墾る」、、、から来ています。「はる」に「ふ」をつけると、「はらふ」、つまり、古い邪気を祓い、すべてが新しく生まれ変わるとき、、、(旧暦日々是好日参照)と言う意味です。


次の節気は、「立夏」、つまり、「夏」の始まりですが、、、


明日は暖かくなりそうですね。

2010年4月6日火曜日

ソメイヨシノは80年。





春です。この春の季節をキサラギ(如月)といいますが、「気」が更に来る月という意味で使われていました。二十四節気は「清明」、「万物発して清浄明潔(清明)となり、百花咲き競う季節。」です。

この時期、まず春一番が吹く。東風は、この時期の風。また、涅槃西風(ねはんにし)や、彼岸西風(ひがんにし)など、西風も吹いてくる。この風が吹くたびに、木々や草花が反応し、急に芽吹いていく季節です。

そんな、4月6日の午前中に近所にある公園へ、カメラとレコーディング機材をもって、ぷらぷらと音録りへ。(サンプルしたものは↑のYOUTUBEで聞けます)


さて、撮影中、すれ違いに、おばあさんが何を撮っているのか聞いてくるので、

僕は、「桜です」と、答える。

おばあさん「満開ですね〜、いいですね〜」

僕「そうですね〜、散ってくる感じもいいですね〜」

おばあさん「そ〜そ〜、私たちみたい〜、あはは」

僕「、、、あはは」

おばあさん「あ〜、バカにした〜、あはは」


、、、


なかなか「かまってチャン」なおばあさんもいるもんです。



ま、そんな具合です。




さて、一昨日ですが、そこから近い場所で散歩していると、おじいさんに声をかけられ面白い話を聞きました。


「こんにちは。。。こちらの桜はね〜、」と突然「桜についての講義」がはじまるわけです。

話はこんな具合です。

「普通、小学校の入学式で見る桜はソメイヨシノで、ソメイヨシノは江戸時代に巣鴨あたりの園芸師たちが、オオシマザクラとエドヒガンを交配させてつくった種なんだよ。

交配させたことだけあって、寿命は短く、もって80年。山桜やエドヒガンは2000年の寿命に比べると、ソメイヨシノは短い。こんな桜はね、、日本酒よりも、貧乏焼酎でやるのがいいんですよ〜、あっはっは。」


と。話が終わる頃には、ギャラリーの数も増えてる。

エネルギー値、実に高い。。。な、と思う。。。

まだまだ、春は続きます。明日からまた、制作がんばろっと。