2010年6月16日水曜日

夏のイメージ



↑は、一分ぐらいの夏をイメージしたピアノ。去年の夏にライブパフォーマンス用に、書いたもの。

一ヶ月くらい、ブログをお休みしていました。旧暦をみなおすべく、生活も自然のリズムのなかでやってみよう、と思っていても、
なかなか、日記をかけず。

自然のリズムからずれてしまっていた(汗)

ってなわけなので、

最近をざっくりと見直し。。。

5月中旬。大塚にて、陶芸を。これは二度目の作品。手びねりで、抹茶茶碗をつくる。山梨の窯で焼くことになる。いきなりのデビュー作なんだけど、7月に表具やさんの展示室で展示される予定である。

5月下旬。庭の梅の木に梅がなったので、もぎ取る。脚立を引っ張りだしての作業で、思った以上に大変だった。梅酒をつくるつもりだったが、美味しいもの好きのKさんから、梅ワインの仕込み方を教えてもらう。それから、梅酵素ジュースをつくる。酵素ジュースは昨年、鎌倉のTさんから教えてもらったもの。酵素ジュースは、整腸作用がある。個人的におもうが、エネルギーが注入されるかんじがする。同時期に、たんぽぽ茶も作った。結構かんたんにできた。

このころ、庭のレタス、ロケットが育つ。根っこはきらずに、葉っぱだけもぎ取る。二日ぐらいすると、ふたたび、葉っぱがはえ始める。びびった。これは、野菜食べ放題モードではないか。

考えると、庭をもっと開墾するだけで、おいしい野菜が食べれる。これは、「その気」さえあればベランダでもできる。(実際、ベランダでは、水菜を育てている)ただ、じつに、「その気」をキープするのが、大変。毎日、水もやるわけだし。ただ、「その気」さえキープできれば、自然が味方してくれるので、健康的な生活ができちゃう。

いまは、二十四節気では、「芒種」。。。
田んぼの稲もそうだが、植物はガンガン育つ時期。
裏山は緑で覆われた。

季節は気にしていないと、いつの間にかすぎていく。
それだけに、慌ただしさのなかで生きていると、忘れがちになる。
どこかブレーキをかけて、この世に、美しい花や鳥の鳴き声があることをおもいださねばね。

いまは、月末に友人主催のイベントにでるので、もっぱらダンスミュージックを仕込み中。オーストラリアで開催されいているイベントの東京バージョンらしい。

楽しみながら、やってこうと思っている。

2010年5月9日日曜日

脳というアンテナ。



つい、先日の子どもの日で、夏が来ました。立夏です。

んとまぁ、夏とはいえ、旧暦のカレンダーでは、本日、5月9日は、3月26日、弥生の月です。弥生とは、『草木がいよいよ生い茂る、「いやおい」の月』です。

上の写真は、春にベランダで植えたダリアに本葉がでてきたところ。今年から、植物と一緒に季節を感じてみようと思い、他、サルビア、カモミール、ひまわり、千日紅、それから、ロケット、リーフレタス、ねぎなどを栽培中です。

植物を育てていると、んとまぁ、なんだろう、生命の不思議を感じます。

種、というか、粒は、まぁ、豆粒というか、粉というか、そういう固体なんだけれど、土に埋め、水を与えて、太陽にあてれば、芽がでてきて、伸びていく。この「反応」は奇跡としか言いようがない。

本当は、人はどこかで、この奇跡を知っているはずなんだけど、不安や、恐怖で、なかなか見る事や感じることが出来ずにいたりする。かという自分もそうだったわけで。。。

世の中、いろんな「不安材料」があるわけだけど、それとシンクロしてくのは、人が「不安」や「恐怖」という低い周波数帯、に自分の脳という「アンテナ」を合わせがちにしてしまうからなんだろう。

人は、もともと、弱肉強食界の「動物」なので、そういう脳の構造になっている。だから、不安や恐怖に自分自身、マインドセットしてしまうのは、そういう「くせ」があるのだ。

まぁ、その「くせ」をキリスト者では、「罪」、仏教では「煩悩」、また、心理学者は「無意識」と言うわけなんだけど。

そこでだ、そういう世にあふれた「不安材料」から、自分を解放するには、常に意識すること、と思い始めました。「自然」は「意識すること」を手助けしてくれます。

生命とか、地球とか、宇宙とか、そういう「奇跡」という次元に「高い周波数」に自分の脳の周波数、つまり、脳波のチャンネルをあわせていることになる。そうすることで、「低周波数の流れ」が来ても、

「あぁ、これ、ヴァイブ悪ぃ〜」って判断が出来てくるのではないか、と踏んでいる訳です。

まぁ、でも、世の中は多種多様、いろんなチャンネルがあって、いろんな受信者がいるわけなので、まぁ、僕の場合は、目に見えない「もしかしたらいるかもしれない」とか、「分かるかもしれない」という事物、というか世界観、というか奇跡(まぁ、音楽も目に見えないんで)を、3次元的に理解できていけばよいかな、と思う訳です。

2010年5月1日土曜日

遊んだ、感じた。

4月(旧暦では3月)は、仕事も自主制作以外に特になく、予定も特にあったわけじゃないので、好きに遊んでました。

まず、上旬、新宿に連句の会へいく。連句は、室町時代の座の文化が発祥で、五七五の俳句ではなく、誰かが五の句を読んだら、別の人が続けて七の句を読む。ある程度のフォーマットはあって、どこどこで春の季語をいれる、とか、季語なし、とか、月を入れるとか、あるわけです。先の句会では、俳人五名あつまり、(まぁ、僕も含めてですが)、句をねり、一つの世界、(先生いわく、ミクロコスモス)をつくりあげました。う〜ん、なんというか、春、というか、春。やっぱり、季節感を出しながら、まぁ、この句のこのあたりは、ど〜だこ〜だ、教えてもらい、先生にも、時には、そりゃぁ、変じゃ、なんと、言いつつ、3時間はあっという間。その後、新宿で久しぶりに飲み、その後、さいきん知り合いになった大塚の掛け軸屋さんへ行く。

そこで、出会った、デビット勘助さんという、アメリカ人尺八奏者の方と出会い、次回コンサートへ行く事を約束し、その後、大塚で飲む。

次の週、お香へ。香は簡単に言うと三種の名前のついた試香を匂った(聞いた)後、アットランダムにでてくる香の名前を当てる、お遊び。当たる当たらないわけではなく、その席が香を通して一つになることが、お香の醍醐味なんです。

この香ですが、これまた室町の座の文化です。

ところで、座って、なんだろう、と最初は思っていたが、座とは、今の言葉でいえば、サークルなんですね。身分制度があった時代に、香や句をとおして、個人がとけて、座や席という集まりが一つになる、ことで、身分を超えたおつきあいをしていたわけです。

こういうことが日本の階級社会にはあったわけです。つまり、断絶した階級ではなく、実にゆる〜〜く形成されていたのではないかなぁ、、、と、感じます。とくに根拠はないですが、なんとなく、市民革命が日本で起こりえないのは、なんとな〜く感じる。

まぁ、そういう何となく感、というものは、目に見えないものなので、説明はできませんが、、

日本舞踏で見る事ができました。

また、その件は、後日、また。。。

2010年4月28日水曜日

長い停滞、、、

しばらく、停滞しています。

天気です。雨ですね〜〜。

春雨ですか?いまは、二十四節気では「穀雨」の時期です。

穀雨とは、文字通り、穀物のために降る雨、、種まきの好日。
2008年から自分の生活に「太陰太陽暦」つまり、和暦を種まきし始めて、
なんとな〜く、二つの時間、つまり現代のカレンダー(グレゴリオ暦)と、旧暦が
同時に進んでいる感じがしはじめている。

なんというか、「時間軸」が二つあるというのは、「時間」がちょっと遠く感じ始める、
薄く感じ始める、ことになるのでしょうか。。。

さて、「春」とは、もともと、ヤマトコトバの「はる」に「春」という漢字を当てはめた。「はる」とは、天気が「晴る」、芽が「張る」、田畑を「墾る」、、、から来ています。「はる」に「ふ」をつけると、「はらふ」、つまり、古い邪気を祓い、すべてが新しく生まれ変わるとき、、、(旧暦日々是好日参照)と言う意味です。


次の節気は、「立夏」、つまり、「夏」の始まりですが、、、


明日は暖かくなりそうですね。

2010年4月6日火曜日

ソメイヨシノは80年。





春です。この春の季節をキサラギ(如月)といいますが、「気」が更に来る月という意味で使われていました。二十四節気は「清明」、「万物発して清浄明潔(清明)となり、百花咲き競う季節。」です。

この時期、まず春一番が吹く。東風は、この時期の風。また、涅槃西風(ねはんにし)や、彼岸西風(ひがんにし)など、西風も吹いてくる。この風が吹くたびに、木々や草花が反応し、急に芽吹いていく季節です。

そんな、4月6日の午前中に近所にある公園へ、カメラとレコーディング機材をもって、ぷらぷらと音録りへ。(サンプルしたものは↑のYOUTUBEで聞けます)


さて、撮影中、すれ違いに、おばあさんが何を撮っているのか聞いてくるので、

僕は、「桜です」と、答える。

おばあさん「満開ですね〜、いいですね〜」

僕「そうですね〜、散ってくる感じもいいですね〜」

おばあさん「そ〜そ〜、私たちみたい〜、あはは」

僕「、、、あはは」

おばあさん「あ〜、バカにした〜、あはは」


、、、


なかなか「かまってチャン」なおばあさんもいるもんです。



ま、そんな具合です。




さて、一昨日ですが、そこから近い場所で散歩していると、おじいさんに声をかけられ面白い話を聞きました。


「こんにちは。。。こちらの桜はね〜、」と突然「桜についての講義」がはじまるわけです。

話はこんな具合です。

「普通、小学校の入学式で見る桜はソメイヨシノで、ソメイヨシノは江戸時代に巣鴨あたりの園芸師たちが、オオシマザクラとエドヒガンを交配させてつくった種なんだよ。

交配させたことだけあって、寿命は短く、もって80年。山桜やエドヒガンは2000年の寿命に比べると、ソメイヨシノは短い。こんな桜はね、、日本酒よりも、貧乏焼酎でやるのがいいんですよ〜、あっはっは。」


と。話が終わる頃には、ギャラリーの数も増えてる。

エネルギー値、実に高い。。。な、と思う。。。

まだまだ、春は続きます。明日からまた、制作がんばろっと。

2010年3月30日火曜日

即興とライブ。



春分の日に、石川県山代温泉旅館『葉渡莉』にて上田みゆきライブパフォーマンスを行った音源です。昨年のインスタレーションで夏至をイメージして作った楽曲を、ライブ向けにアレンジしました。

今回は、僕はピアノとPCを演奏、ギターはmassa takemotoにお願いしました。


現在、僕は、クールダウン中です。。。

2010年3月17日水曜日

如月です。深大寺、調布。

昨日で、新月をむかえ、旧暦では如月、2月になりました。本日は、2月2日。

つい先日、東京調布市にある深大寺にいってきました。写真レポになります。



池のほとりの亀と、鳴き始めたばかりのうぐいす、そのコラボレーションと、団子に緑茶、日当りもよい。



池の鯉を写真に収めようとしたところ、ジャンプ!!!してくれた、、、が、あぜん、としてしてしまい、せっかくのシャッターチャンスを逃してしまった。

かなりアマチュアな写真、、、ほとりでじっとしている鯉をとりました、、、。



深大寺には、いろいろな像があります。



僕がテクノユニットで使っている名義Congala Boyのコンガラ童子がここにも。



ちょっと、変わった灯籠です。キリシタン灯籠と札が。。




最後は、深大寺名物の深大寺そばで締めくくり。玉乃屋さんの十割蕎麦です。




とても、長閑な日でありました。